2023年5月のゴールデンウィーク明け
九州福岡へ女一人旅に1泊2日で行ってきました。
- 女性の一人旅に安心・快適な「博多駅近ホテル」
- お1人様向けのメニューが食べられる「博多グルメ」のお店
- 一人で訪れた福岡(博多、宗像大社、門司港、下関、大宰府)の「観光地」「神社仏閣」巡りのレビュー
上記の内容を、全6回に分けてご紹介しています。
本記事が最終回です。
中州・川端周辺の「博多旧市街」と呼ばれている街を散策し「博多の歴史や文化」を体感できました。
あなたの福岡への「ひとり旅」の参考になれば幸いです。
◆これまでの記事
女ひとりでも安心・快適な「博多駅近くのおすすめホテル」は
福岡ひとり旅①(宗像大社・おすすめホテル編)をご覧ください。
福岡ひとり旅②(門司港・焼きカレー編)
福岡ひとり旅③(下関・一人もつ鍋編)
福岡ひとり旅④ (博多明太丼・太宰府天満宮編)
福岡ひとり旅⑤(竈門(かまど)神社、一人水炊き編)
中州・川端の「博多旧市街」まち歩きを楽しむ
昼食の「水たき」を食べ終わったのが14時半。帰りの飛行機の搭乗時間は「福岡空港 21時発」なので、まだ時間はあります。
博多旧市街の「中州」「川端」周辺をぶらりと散歩することにしました。
博多座
博多のご鎮守「櫛田神社」
博多駅から地下鉄七隈線の「櫛田神社前」で降りて1~2分。
朝に購入した地下鉄の1日乗車券が活躍してくれています
博多のご鎮守「櫛田神社」へ参拝。
楼門の天井を見上げると、円形の干支恵方盤が吊り下げられています。
毎年大みそかに新しい年の「恵方」を示すように真ん中の矢印を回転させるそうです。
2023年の恵方の「南南東」を指していますね↑
境内には「霊泉鶴の井戸」があります。
本殿地下から湧き出る霊泉で不老長寿の水として古くから信仰されていたとのこと。
水質検査の結果、今は残念ながら飲むことはできません。
ユネスコ無形文化遺産「博多祇園山笠」の前年の「飾り山笠」が奉納されていて、間近で見ることができます。
なんと10メートル前後の高さがあるんですって!
(6月を除き展示されています)
近くでみると、かなり迫力がありました。
博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多いそうです。
こちら側は義経のお話。
反対側は金太郎が題材になっていました。
実は、櫛田神社を訪れてはじめて「博多祇園山笠」というお祭りがあることを知りました。
地域ごとにそれぞれの「山笠」が作られ、7月の中旬ごろに町中を曳行するそうで、かなりの迫力とのこと。
詳しく知りたい人は博多祇園山笠公式サイトをご覧ください。
おかげさまで、また一つ新しい知識が増えました。
櫛田神社でも御朱印をいただきました
独特な文字ですね!
「博多町屋」ふるさと館を見学
櫛田神社の楼門を出てすぐのところに「博多町屋」ふるさと館があります。
明治から大正時代を中心とした「博多の暮らしや文化」を紹介する観光施設。
3棟が並んでおり、それぞれが「町家棟」「展示棟」「みやげ処」となっています。
「町家棟」と「みやげ処」 見学無料
「展示棟」入館料200円
10時~18時まで(入館は17時半)
「町家棟」
「町家棟」では、たまたま「博多織」の実演をされていたので見学させてもらいました。
実演時間
11時~13時 15時~17時
あらかじめ作成した博多織の模様のプログラムに沿って、1つ1つ手作業で織っていくのはかなり根気のいる作業ですね。
「博多織」を初めて知ったのですが、柄がとっても素敵で気に入りました。
博多織は、厚手の丈夫な絹織物。鎌倉時代から博多に伝えられてきた伝統工芸品です。
代表的な柄の「献上博多」は、江戸幕府に献上した帯に由来します。
柄には「厄除け」「家内繁盛」の意味が込められているそうです。
(みやげ処のおばさま談)
お隣の「みやげ処」には博多織で作られた小物がたくさん並んでいて、自分用に「献上博多」柄のシュシュを購入しました。
色によっても意味があり、儒教の五常に対応しているとのこと。
青(緑)は仁、赤は礼、黄は信、紫は徳、紺は智をそれぞれ象徴しています。
興味深いですね
この建物は、明治中期に博多織織元の住居兼工場として建てられた町家を移築復元したもので、福岡市の指定文化財になっています。
(公式サイトより)
「展示棟」
「展示棟」です。
1階は「博多の暮らし」「歴史や文化」に関する展示。
2階は、商家に伝わる民具の展示や博多の伝統工芸品の実演を見ることができます。
私が入った時、観光案内ボランティアのおじさまが偶然いらっしゃって、博多の食や文化について詳しく説明してくださいました。
以前は大阪に住んでいたこともあったそうで、なんだか「親近感」!
直接お話をきくことで、さらに理解が深まりました。
タイミングよくボランティアの方を見かけたら、ぜひお話を聞いてみて下さいませ。
ボランティアの方に「東長寺」もおすすめだよ…と聞いたので、行ってみることにしました。
空海が創建した日本最古のお寺「東長寺」
「東長寺」は「博多町屋ふるさと館」から徒歩2、3分ほどのところにあります。
電車では地下鉄「祇園駅」1番出口すぐです。
弘法大師(空海)創建のお寺としては日本最古のお寺。
総木造の五重塔、国内最大級の木造大仏の「福岡大仏」、回転式の六角堂などがあります。
ご本殿
ご本殿の右横の建物の2階の大仏殿へ上がると、高さ10メートル以上の国内最大級の木造大仏の「福岡大仏」が祀られています。(拝観料50円)
大仏の台座内には「地獄・極楽めぐり」が設置されており、おどろおどろしい地獄絵巻のレリーフの先の入り口から入ると真っ暗な通路があります。
手すりをたよりにを進み、途中にある「仏の輪」に触れれば極楽に行けるんだとか。
実は、大仏殿を拝観した時には閉館の10分ほど前で、お坊さんがそろそろ閉館の準備をし始めていました。
地獄・極楽めぐりへ進みましたが「ご迷惑になるから早く出なきゃ」と焦ってしまい、途中にあるとされる「仏の輪」に触れることは出来ませんでした(残念…)
ちなみに、中は真っ暗でなにも見えませんのでご注意を!
17時をまわったので、旅の最後に「博多ラーメン」を食べに行きます。
博多グルメといえば「博多豚骨ラーメン」
博多グルメといえば「豚骨ラーメン」は外せません。本当にたくさんのラーメン店がありますね。
色々なお店のラーメンを食べ比べたいけれど、私のお腹は無限ではない(笑)
今回は、ネットで調べた「チェーン展開をしていない個人のラーメン店」に行ってみることにしました。
のれんも看板もない隠れ家ラーメン店「博多元気一杯」
そのお店は「博多元気一杯」さん
地下鉄呉服町駅から徒歩7分ほどの距離にあります。
下の写真のとおり、店頭にはのれんも看板もありません。
知らない人は、この前を通ってもラーメン店だってことは分かりませんね。
営業中なら青いバケツがぶら下げられてるとのこと。
ドキドキしながら近くに行ってみると…
よかった!バケツがありました!
店に着いたのは17時半過ぎと早かったためか、順番待ちの列はなく店内には一組だけ。
ラッキーでした。
(その後は続々と入ってきました)
メニューは「ラーメン」「きくらげラーメン」「チャーシューメン」がありましたが、ラーメンを注文。
5分も待たずにすぐに運ばれてきました!
白いスープの上に、きくらげとチャーシューとネギが少し。
スープを一口飲むと、とてもクリーミーで優しいお味。鼻の奥に豚骨の風味がふわっと広がります。
美味しくて、ついつい最後にはスープを全部飲み干してしまいました(笑)
ダイエット頑張ります!
真逆のしっかりめのお味といわれている「博多一双」さんのラーメンも食べてみたかったですが、次回の楽しみにとっておきます。
この後は
博多駅に戻って「明太子」などのお土産を買ってから、余裕をもって空港へ向かいます。
地下鉄呉服町駅より徒歩7分です。
ひとり旅におすすめのオーディオブック
かなり余裕をもって福岡空港に到着したので(心配性…笑)、搭乗口の椅子に座って缶ビールとおつまみで待ち時間を過ごします。
ひとり旅は、自分のペースで「自分のやりたいこと」だけ「今ここ」だけに集中でき、訪れた場所の空気感や歴史に思いをはせながら存分に感じとることができるのがだいご味。
だけど…
飛行機などの長い待ち時間や移動時間は結構ヒマです(笑)
そんな時の助っ人がamazonのオーディオブック『オーディブル』。
あらかじめ本をダウンロードしておけるので、長い待ち時間や飛行機の中でも目をつむったまま本が聴けます。
夢中になって聴いていると、あっという間に待ち時間が過ぎますよ
【評判は?】amazonのaudible(オーディブル)を実際に使った感想
まとめ|福岡へ女ひとり旅
私が1泊2日で一人で訪れた福岡への「神社仏閣巡り&グルメ旅」を6回の記事に分けてご紹介させていただきました。
博多の街は、多くの美味しいお店があり、思ったよりもコンパクトな街で移動も楽でした。
(もう1泊したら、美味しいものをもっと食べられたのにな…と思いました笑)
博多駅や電車内はサラリーマン(ウーマン)や外国人観光客もたくさん!という印象。さすが「九州の玄関口」と言われているだけありますね。
今回の2日間の旅で「出来るだけたくさんの場所を見てまわりたい!」と欲張った私は、気が付くとかなりの歩数を歩いてました(笑)
1日目 1万7724歩
2日目 2万7082歩
普段は週3でジムに通っている私でも結構疲れました
全く同じ旅程はあまりおすすめしませんが、ご紹介した中であなたが興味がある場所やお店がありましたら、ぜひ訪れてみて下さいね。
福岡には、まだまだ私の行ってみたいところがありました。
またいつかご紹介出来たらと思います。
女ひとりでも安心・快適な「博多駅近くのおすすめホテル」は
福岡ひとり旅①(宗像大社・おすすめホテル編)をご覧ください。
福岡ひとり旅②(門司港・焼きカレー編)
福岡ひとり旅③(下関・一人もつ鍋編)
福岡ひとり旅④ (博多明太丼・太宰府天満宮編)
福岡ひとり旅⑤(竈門(かまど)神社、一人水炊き編)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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